2015年8月6日木曜日

Fedora 22のChromeでHuluの文字化けを直す

最近のChromeではNPAPIが使えなくなり、今まで通用していた、Chromeの設定でPPAPIを無効にしてHuluの文字化けを回避する、といった手段が使えなくなっています。

そこで、Huluが字幕用フォントとして活用しているumingをTakaoPGothicで上書きするという手段で対応してみました。

まずはTakaoフォントをダウンロードし、展開します。
ここではhogeというユーザのホームディレクトリ直下にダウンロードするということで作業を進めてみます。


$wget https://launchpad.net/takao-fonts/trunk/15.03/+download/TakaoFonts_00303.01.tar.xz
$tar xvf TakaoFonts_00303.01.tar.xz
これでホームディレクトリにTakaoFonts_00303.01というフォルダが作成され、中にTakaoPGothic.ttfが入っているのが確認できると思います。

次はumingフォントをインストールします。

$sudo dnf install -y cjkuni-uming-fonts
$fc-cache -fv
はい、これで準備は整いました。
最後にこのuming.ttcをTakaoPGothic.ttfで上書きしてしまえば完了です。

$sudo cp /home/hoge/TakaoFonts_00303.01/TakaoPGothic.ttf /usr/share/fonts/truetype/arphic/uming.ttc
$sudo mkdir /usr/share/fonts/takao-gothic
$sudo cp /home/hoge/TakaoFonts_00303.01/TakaoPGothic.ttf /usr/share/fonts/takao-gothic/
$sudo cp /usr/share/fonts/takao-gothic/TakaoPGothic.ttf /usr/share/fonts/cjkuni-uming/uming.ttc
$fc-cache -fv


ちゃんと表示されてますね!
以上です。

もしこの記事が貴方のお役に立ったようであれば、コメント欄に何かしら書いていただけると嬉しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿